Samples Managerで、リアルタイムの在庫状況(Availability Status) と 対象期間(日付範囲) をもとにサンプル在庫を絞り込めるようになりました。これにより、指定した期間内でどのサンプルが利用可能(Available)、貸出中(On Loan)、または予約済み(Reserved) であるかを瞬時に確認できます。
さらに、Samples Manager内の各サンプルから、ページを離れることなく直接リクエストを作成できるようになりました。これらの機能強化により、サンプルの発送やプレス向け貸出の準備における確認や画面遷移の手間を大幅に削減できます。
🔍 Availability Status Filter(在庫状況フィルター)
Availability Statusフィルターは、これまでの「Marked On Loan / Not Marked On Loan(貸出中/貸出中ではない)」トグルに代わる新しいフィルターです。
単一選択式のフィルターとして提供され、サンプルの現在のトラッキング状況に基づいて、より正確に在庫状況を絞り込むことができます。

| オプション | 意味 |
| Available / 利用可能 | サンプルは現在、貸出中ではなく、予約もされておらず、配送待ちでもありません。 |
|
Reserved or Pending / 予約済み/出荷待ち |
サンプルは予約に割り当てられているか、まだ出荷されていない配送に含まれています。 |
| On Loan / 貸出中 | サンプルは現在貸出中で、まだ返却されていません。未払いの請求に紐づくサンプル(請求は発行済みだが未入金の状態)も含まれます。 |
|
On Loan & Reserved or Pending / 貸出中&予約済み/出荷待ち |
サンプルは現在、貸出中、または予約済み、もしくは出荷待ちのいずれかの状態です。 |
📅 Availability Date Range Filter(貸出可能期間フィルター)
Availability Statusを選択すると、Availability Date Range(貸出可能期間)フィルター が有効になります。これにより、特定の期間に絞ってサンプルの在庫状況を確認できます。例えば、4月15日から4月20日の間に利用可能なサンプル を検索するといった使い方が可能です。Availability Statusを選択すると、Availability Date Rangeフィルターが有効になります。これにより、特定の期間に絞り込んで結果を表示できます(例:4月15日から4月20日の間に利用可能なサンプルを検索)。
手順1:Availability Status を選択
Availability Date Rangeフィルターは初期設定では無効になっており、Availability Statusで少なくとも1つのステータスを選択した後にのみ利用可能になります。
なお、Availability Statusの選択を解除すると、Availability Date Rangeフィルターは再び無効になります。
手順2:開始日と終了日を設定
確認したい期間の開始日と終了日を入力します。設定時には以下のルールがあります。
- 開始日は過去の日付を選択できません。 選択可能な最も早い日付は「本日」です。
- 終了日の入力は必須です。 終了日を削除した場合は、自動的に開始日と同じ日付が設定されます。

手順3:利用可能条件を選択する(※オプション)
日付範囲の設定欄の下に、「Flexible Availability(柔軟な利用可能条件)」 チェックボックスがあります。このオプションは、指定した期間内で「利用可能」と判断する条件をどの程度厳密に適用するかを設定するためのものです。
チェックを有効にした場合
- 指定した期間内で利用可能な日があるサンプルも検索結果に含まれます。
- より柔軟な条件でサンプルを探したい場合に便利です。
チェックを無効にした場合
- 指定した期間全体を通じて利用可能なサンプルのみが表示されます。
- 期間中ずっと利用できるサンプルを確実に確認したい場合に適しています。

チェックボックス |
ロジック |
例 |
|
未チェック (デフォルト) |
選択した期間全体を通して、サンプルが継続的に利用可能である必要があります(その期間中に予約や貸出が一切ない状態)。 | 4月15日〜20日にコートが必要な場合、未チェックでは、その期間中に一度も予約が入っていないコートのみが表示されます。4月17日に返却され、4月19日に再度貸出されたコートは表示されません。 |
| チェックあり | 選択した期間と重なる範囲で、部分的でも利用可能な期間があれば表示されます。 | 同様にコートの例の場合、チェックありでは、4月17日に返却され4月19日に再度貸出されたコートも表示されます(4月17日〜19日の利用可能な期間が検索範囲に含まれるため)。 日付に柔軟性があり、条件に合う可能性のあるサンプルを幅広く確認したい場合に使用します。 |
📌 未返却サンプル(Outstanding Samples)について
返却予定日を過ぎているにもかかわらず返却処理が記録されていないサンプルは、今後の日付においても引き続き「貸出中」として扱われます。そのため、たとえ当初の返却予定日を過ぎていても、「Available(利用可能)」の検索結果には表示されません。
🏷️ Availability Flags(利用可能期間フラグ)
「Available」ステータスを選択し、日付範囲を指定したうえで 「Flexible Availability」 を有効にすると、指定期間内で利用可能日と利用不可日が混在しているサンプルに Availability Flag(利用可能期間フラグ) が表示されます。
このフラグにより、指定した期間の中でサンプルがいつ利用可能なのかを一目で確認できます。
- フラグにカーソルを合わせると、指定期間内でサンプルが利用可能な日付範囲(Availability Segments)が表示されます。
- フラグは、Full Access または Limited Visibility(Availability and Out To) 権限を持つユーザーのみ表示されます。
- 他Departmentへのリクエスト機能は現在開発中で、今後リリース予定です。
- 予約や貸出が一切登録されていないサンプルは、期間中を通して利用可能とみなされるため、フラグは表示されません。
- フラグには、ユーザーが選択した日付範囲内に該当する予約・貸出情報のみが表示されます。指定期間の前後にある予約や貸出は表示されません。

📋 Samples Managerから直接リクエストを作成
Samples Managerでは、Requestへ移動することなく、サンプルから直接新しいリクエストを作成できるようになりました。選択したサンプルはあらかじめリクエストフォームに自動入力されるため、貸出やサンプル発送の準備をより効率的に行えます。
オプションA:Queueからリクエストを作成する
📌同一Departmentルール
「Request Samples」機能は、以下の条件を満たす場合のみ利用できます。
- Queue内のすべてのサンプルが同じDepartmentに所属していること
- そのDepartmentの在庫に対するフルアクセス権限を持っていること
異なるDepartmentのサンプルがQueueに含まれている場合は、以下のエラーメッセージが表示されます。
Cannot create a request with samples from different departments.
(異なるDepartmentのサンプルを含むリクエストは作成できません。)
実行した操作によるQueueの動作
実行するアクションによって、Queueの状態は以下のように変わります。
Cancel(Step 1 または Step 2)
- Queueは保持され、ページは更新されません。
Close & Finish Later
- Queueはクリアされ、ページは更新されません。
Create / Convert
- Queueはクリアされ、Samples Managerが更新されます。

オプションB:個別サンプルからリクエストを作成する
- Samples Managerで対象のサンプルを探します。
- サンプル行のオプションメニューを開きます。
- 「Request Sample」を選択します。
- このオプションは「View Location History」の下に表示されます。
- Requestフォームが開き、選択したサンプルが自動的に登録された状態になります。
この方法では、Queueは使用されず、既存のQueueにも影響しません。
📌「Request Sample」オプションは、対象サンプルが所属するDepartmentに対してフル在庫権限(Full Inventory Rights)を持っているユーザーにのみ表示されます。
